怪獣嫁とレタスの話
怪獣嫁の食材選び
怪獣嫁とスーパーマーケットに買い物に行った時の話だ。
怪獣嫁と買い物に行くと時間がかかる。
それはなぜか。
怪獣嫁は迷ってしまうからだ。
あなたは野菜のコーナーで山積みになったレタスをどのように選ぶだろうか。
怪獣嫁は選べないのだ。
レタスやジャガイモ、リンゴといった小売りしている物をずっと選んでいる。
怪獣嫁は少しでも良いものを選びたいのだ。
しかし、選択しが多すぎて決められない。
怪獣嫁は言う。
怪獣嫁「どれがいいかな」
私はいつも言う。
夫「最初に触ったやつでいいと思うよ」
迷い始めると無限ループが始まってしまう。
だから始まる前に阻止してしまうのだ。
レジのお手本
そして買い物を終えた怪獣嫁と私はレジへ。
レジのお姉さんはまるでお手本のようだった。
レタスをレジに通す際にレジのお姉さんはこう言った。
お姉さん「レタス少し傷んでいますね、交換しますか?」
怪獣嫁・夫「ありがとうございます。」
お姉さん「私が選んでも大丈夫ですか?」
怪獣嫁・夫「是非お願いします。」
レジのお姉さんはレジ業務をしながらレタスの状態まで確認し、適切な対応をしていたのだ。
そして売り場から戻ってきたレジのお姉さんはこう言った。
お姉さん「あまりいいのが無かったので割引させて頂いてもいいですか?」
怪獣嫁・夫「いいんですか?ありがとうございます。」
レジのお手本のような対応をしてくれたお姉さん、私たちは感動した。
ただ、その時の怪獣嫁はレタスの事をサラダと呼び続けていたのだった。