怪獣嫁の朝

朝のルーティン
怪獣嫁は朝なかなか起きない。
寝室は2階、リビングは1階だ。
最近は特に朝寒い時期なので布団から出ないのだ。
そして朝起きたとしても怪物嫁はこういうだろう。
怪獣嫁「部屋温めてきてー」
夫「自分で言ってきたらいいじゃん?」
怪獣嫁「だって寒いもん」
夫「俺も寒いんだよ?」
怪獣嫁「いいの、行ってきて」
とまぁこんな感じが朝のルーティンだ。
そして、1階へ降りてストーブを付ける。
顔を洗ってコーヒーマシンを起動させる。
すると、怪獣嫁が動き出す。
「ドスドス」と相変わらずの足音。
まさに怪獣嫁だ。
怪獣嫁が下りてくると最初にハグをする。
怪獣嫁「おはよう」
夫「おはよう」
ここからはだいたい、私は朝ごはん。
怪獣嫁は洗面所で身支度を済ませる。
2人揃って朝ごはんを食べ。
私が身支度を済ませる。
先日、怪獣嫁のドスドスに対してイジってみた。
夫「来た来た」
怪獣嫁「なによ」にやにや。
夫「ドスドス鳴ってるよ」
怪獣嫁「鳴ってない、天使の足音だもん」
怪獣嫁の足音は天使の足音らしい。