怪獣嫁に感謝
ウイスキー派?ワイン派?
私は普段お酒を飲まない。
普段飲まないといっても、たまにはお酒をたしなむ。
先日、怪獣嫁と買い物に行った日の話だ。
夫婦「ワインでも買って飲もうか」
という話になり、ワイン売り場を徘徊した。
ワインには種類がたくさんあり、違いはよくわからない私だがラベルに書かれている情報を頼りに選ぶ事にした。
しかし、なぜか怪獣嫁はウイスキー売り場でウイスキーを見ていた。
夫「何してるの?」
怪獣嫁「ハイボールもいいなと思って」
思い通りにはいかないものだ。
あなたはどの種類を飲んでいますか?
私はなんでも飲めるタイプなのでハイボールでも特に問題はなかったが最近はワインを飲むことにしている。
なぜかというとなんとなく身体に良さそうだからだ。
結局、ウイスキーとワインを買うことにした。
ワインは赤、白、ロゼ、甘口、中辛、辛口とあるが私が注目したのが酸化防止剤の有無だ。
なんとなくだが酸化防止剤無添加に魅力を感じ、その中でどのワインが良いかを選んで買ったのだ。
試飲は出来ないため、味が気になる。
帰宅後に試飲をしようとワインと開けていると視線を感じた。
怪獣嫁だ。
ハイボールを飲むつもりだった怪獣嫁はワインを開けている私をジーと見ていた。
怪獣嫁は言った。
怪獣嫁「ハイボールも作ってよ」
なかなかワインが飲めない。
ハイボールをお好みの濃さで作り、レモンの雫を落として怪獣嫁に飲ませたところで私のミッションは完了だ。
ついにワインたどり着くことが出来た。
簡単に飲めなかったからかいつものワインより美味しく感じた。
そんな怪獣嫁に感謝するべきなのかもしれない。