奇跡の錯覚とは?!

まさかまさかの香り間違い

深夜のまったりタイム、パソコン画面を見ながら夫婦で話をしていた。

いつも横並びで座る私たち夫婦。
すると、怪獣嫁は突然こう言った。

怪獣嫁「あ~、なんか急にラーメン食べたくなってきた」

夜食だろうか、そろそろ寝る時間だというのに怪獣嫁はラーメンを食べたいと言い出したのだ。
私は理由を聞いた。

夫「なんで?急にどうしたの?」
怪獣嫁「いや~、なんか急にラーメンの香りがしてきたような気がしてさ~」

私には心当たりがある。
実は・・・つい先ほどをしていたのだ。
音の出ない「ぷしゅ~」というである。

これは、私の屁の匂いに間違いない。
怪獣嫁の嗅覚が屁の匂いラーメンの香りを勘違いするという奇跡の錯覚を起こしたのだ。
これはまさかの奇跡。

怪獣嫁は気付いていない。

私は話すことにした。

夫「たぶんさっき屁したから、その匂いだよ(笑)」
怪獣嫁「まさかそんなこと・・・」

怪獣嫁「マジか~、やられたー、うわー、最悪ー」

そして、怪獣嫁はラーメンを食べることなく、寝ることにしたとさ。

めでたし、めでたし。

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